のんびりしたい ― 2008年01月23日 23時55分05秒
「少しはのんびりしたい」とおっしゃる方が、よくおられます。私もよく、そう思う。でも、最近考えるようになりました。「のんびりしたい」というのは、けっしてのんびりできない性格の人間が、空想的な願望として抱くものではないか、と。
こういうタイプの人(私を含む)は、のんびりしていると、不安になってくる。自分がやるべきことをやらず、自堕落になっているのではないか、という思いにかられる。だから「のんびりしたい」と思うことによって、自分はちゃんとやっている、という実感を得ようとする。違うでしょうか。
こう書きながら、「のんびりする」とはどういうことなのか、自分は理解していないような気がしてきました。不安になる、というようでは、本当にのんびりとはしていない、ということですよね。
ものごとをゆっくりやる、時間単位の生産性を落とす、という意味合いが「のんびり」に含まれていることは、間違いないと思います。でも、その代償として獲得されるであろうポジティヴな面は、どう考えたらいいのでしょう。のんびり上手の方に教えていただき、これからの人生に役立てたいと思います。
(注)四六時中仕事をしている、という風に読めますが、そういう意味ではありません。飲んでいても、ゲームをしていても、のんびりはできていない、という意味です。
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