新合唱団立ち上げ! ― 2008年05月27日 22時35分26秒
新しい合唱団ができました。「名前はまだない」状態です。
《平均律》研究の項でご紹介した、国立音楽大学音楽研究所バッハ演奏研究プロジェクトの「声楽作品研究」部門の活動です。私はリフキンのソロ編成方式の長所を強く感じ、大阪で「バッハ・コンチェルティーノ」というグループを立ち上げていたのですが、今回は教育目的に鑑み、バッハの理想(?)に即した1パート4人の合唱を構想しました。教員でコンチェルティーノ(ソロ・グループ)を組み、若い人たちが補佐グループ(リピエーノ)で支えるという形のアンサンブルです。
外部にも門戸を開けるといいのですが、とりあえず最初は内輪で、基礎作りに徹することにしました。とはいえ、大学院修士課程の新カリキュラムに位置づけられ、博士課程の学生も4人加わりましたので、現状からすれば、強力な顔ぶれです。通奏低音を大塚直哉さんが担当。指揮者には藤井宏樹さんをお招きしました。
今日は、若いメンバーを中心に声出しをしました。私の大好きな《ヨハネ受難曲》のコラールやシュッツのモテットが眼前で音になり、思わず興奮。皆様にお聴きいただく日が楽しみです。お披露目のコンサートは、10月9日、立川アミューを予定しています。
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