教訓2009年03月24日 23時41分43秒

私が乗るバス停では、ときおり行列ができます。その列はたいていだらしなく伸びていて、間が空いている。したがって、雨や日光を避けることができるのは、前の人だけ。それが気に入らない私は、昔の整列の感覚で、前の人との間をなるべく詰めて並ぶようにしていました。

バスに乗れば乗ったで、混んでいるときには、無駄な空間を省かなくてはなりません。前の人が進めばその後について進み、後の人のために余裕を作ります。

先日もそのようにしていましたら、私の前にいた女性が、私を痴漢だと思ったようなのです。なぜそれがわかったかというあたりは省きますが、私としてはその人のことなどまったく気にもとめずにイヤホーンで英語を聞いていましたので、ただただびっくりしました。そこで思い出したのは、セクハラかどうかは女性がどう思うかで決まる、という常識(?)でした。

このような形で罪に問われた人たち、案外多いのではないでしょうか。教訓はただひとつ。列を詰める習慣をつけてはいけない、ということです。

コメント

_ Clara ― 2009年03月26日 18時03分00秒

私も、ヘンに間を空けての行列は、イライラするのですが、そう言う意味もあったのですね。
身に覚えのない勘違いで、イヤな思いをされて、「災難」でしたね。
確かに、私の若い頃は、車内でも、職場でも、いわゆる「セクハラ」的なことが日常的にあって、しかも男性上位の社会では、女性が、人知れず我慢を強いられることが多かったのです。
その意味では、良い時代になったと思いますが、最近は、ちょっと過剰反応とも言えるような現象もあるようで、女の私から見ても、善良な男の人たちには、お気の毒なことだと同情します。
満員電車などでは、妙な誤解をされないよう、余計な神経も使わなくてはならず、家人も、女性の傍にはなるべく近寄らないようにしているとか。
「ハイヒールで足を踏まれても、我慢してるのに、変な濡れ衣を着せられたんじゃ、かなわないから」と言ってました。
その内、「男性専用車」を設けてくれという意見が、出たりするのではないでしょうか。

_ I教授 ― 2009年03月27日 11時33分00秒

ご意見ありがとうございました。ある企業の方から、意図的に狙われる場合があるので腕は両方とも上に上げている、と聞いたことがあります。上記の件以来、横並びの座席で女性の横にいくのもちょっとためらわれます。

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