髪を切る ― 2010年02月11日 22時10分22秒
「先生、髪を切ったんですか?」と、また言われました。言う人、全部女性です。髪を整えてからもう2週間になるのに。
違和感のある表現です。髪を切るというのは、ロングにしていた女性が突然ショートになってあらわれる、というような場合に言うのではないでしょうか。私のようなケースは、昔から、「床屋に行く」と言うのです。ですから、「先生、床屋へいらしたんですか」と言うのが、正しい日本語です。
と書いたものの、自信がなくなってきました。男の方々、いかがですか。「床屋へ行った」とおっしゃいますか、「髪を切った」とおっしゃいますか。後者は、男性の長髪が流行したグループサウンズの頃に生まれた表現なのでしょうか。そんな気もしてきました。
もうひとつあるのではないか、とおっしゃる方。わかりますよ。「美容院に行った」という類型を加えなければいけない、ということですよね。昔、友人のひとりが1万円で美容院に行っているという話を聞いて仰天したことがありますが、いま周囲にいる声楽の学生たちのうち、少なからぬ数が美容院に行くようです。そんな恥ずかしいこと、私には考えられません。美容院がいいという理由は何なんでしょうね。「ひげを剃ってくれない」ということが致命的なのではないかと思うのですが。
コメント
_ ダヴィデヒデ ― 2010年02月13日 01時00分53秒
_ おおぐま ― 2010年02月13日 13時26分56秒
さっき、かみさんに「髪切った?」と聞かれました。切ったのはブランデン全曲演奏会より前なのですが・・・
_ I教授 ― 2010年02月13日 17時44分11秒
おおぐまさん、まさか美容院では・・・。
_ おおぐま ― 2010年02月13日 22時14分19秒
いえいえ、美容院は行ったことがありません。
実家で母に切ってもらったのでした。
実家で母に切ってもらったのでした。
_ chu-intermezzo ― 2010年02月16日 00時19分23秒
これは「女性の髪を切るセンスで切ってもらいたい」ということ、男性のお洒落の感覚・方向性が変わってきたということではないのでしょうか。
男性が使う整髪料も、ウェーブをかけるものなどかなり女性的になったように思えます。
しかし最近は床屋さんも対抗し「女性が入れる床屋」にするため、「顔のウブ毛剃りします」と真鍋かをりのポスターで宣伝していたりしますね。
化粧ノリが素晴らしくてなにより気持ち良いとか・・・床屋さん行ってみたいです(笑)
男性が使う整髪料も、ウェーブをかけるものなどかなり女性的になったように思えます。
しかし最近は床屋さんも対抗し「女性が入れる床屋」にするため、「顔のウブ毛剃りします」と真鍋かをりのポスターで宣伝していたりしますね。
化粧ノリが素晴らしくてなにより気持ち良いとか・・・床屋さん行ってみたいです(笑)
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
因みに明日から2日間は富山です。
美容院は恥ずかしながら暫く行っていた時期がありましたが、シャンプーの質なんかに拘ってくれるのは良かったのですが、髪の毛がどうしても類人猿ぽい雰囲気を漂わせてくれちゃうので、最近はもっぱら「床屋に行って髪を切って貰い」ます!