4月のイベント2010年04月10日 23時12分15秒

今、大阪からの帰りです。いずみホールで、創立20周年記念のガラ・コンサートがあり、終了後ホテル・ニューオータニで、祝賀パーティがありました。私は住友生命社長の次にスピーチしたのですが、ずらりと会場を埋めた金融界、実業界の方々に圧倒され、しどろもどろに。言葉に詰まる、要点は飛ばすで、60点のスピーチになってしまいました。日本語なら大丈夫と思っていましたが、甘かったですね。やっぱりきちんと準備しておくべきでした。

ご案内をしていなかったと思いますが、明日は須坂の音楽講座2回目です。「クラシック音楽理解の切り札、ソナタ形式」と題して、交響曲やソナタの主要楽章で圧倒的にシェアの高い、ソナタ形式の原理と聴き方をコーチします。14:00から。東京方面で興味のおありの方は、25日(日)の「楽しいクラシックの会」(立川市錦学習館、10:00~)でその改訂版をお話しする予定です。お尋ねはGustavさん<gustav@mtj.biglobe.ne.jp>までどうぞ。

他にもありますが追って。

コメント

_ おおぐま ― 2010年04月11日 15時33分16秒

ソナタ形式について、是非、うちの学生にも聞かせたい。名古屋方面でお話しされる機会があれば、お知らせください。

_ I教授 ― 2010年04月12日 23時12分25秒

おおぐまさん、ソナタ形式の話ならば、作曲の先生や音楽史の先生、皆さんお上手だと思いますよ。私は「お辞儀のカデンツ」を拡大したものだ、と説明しました。調性関係の説明が、いちばんむずかしいです。

_ おおぐま ― 2010年04月14日 19時42分41秒

なるほど、お辞儀のカデンツね。
自分も、昨年までフェリスでソナタ形式を中心にした楽式論+楽曲分析のような講義もしていました。
でも、音大の学生にも、音楽学の授業などで勉強しているはずなのに、この曲は、どんな形式で出来ている?とか、ソナタ形式ってどんなもの?と質問しても答えられない人が多くて。

_ F. I. ― 2010年04月15日 00時31分07秒

 はじめまして。いつも興味深く拝読しております。

>私は「お辞儀のカデンツ」を拡大したものだ、と説明しました。

 おおっ,シェンカーみたい……。

_ I教授 ― 2010年04月15日 01時30分43秒

この説明を思いついたときに、結局シェンカーと同じだな、と思いました(笑)。

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