「+1」の日2010年05月02日 13時53分18秒

バロックのオペラや組曲には、最後にシャコンヌとなって盛り上がる曲が多くあります。この4月の幕切れが、ちょうどそのよう。1日も休日のなかった4月の最後に、一番長い日がやってきました。その前提は、この日、はなはだ遺憾ながら私の年齢が+1になったことです。

本当は、親しい方や談話室常連の方が皆さん来てくださる大パーティをすると良かったのですが、準備するゆとりもなく、結局、門下生を中心とする周囲の人たちが、フレンチのお店で「+1」を祝ってくれました。とはいえ、ワインを飲み、クイズなどをしての盛り上がりは大パーティ並み。楽しんでおられる方々を眺めながら、嫌われていたらこうはならないだろうと解釈し、しみじみ感動を覚えました。教員生活の終わりにこういうクラスを作れて、ありがたいかぎりです。

かなり無理を続けたので、連休にはひとつも仕事を入れませんでした。昨日はゲームをしたりテレビを見たりで、まったくの役立たず。少し休みたいと思います。新しい1年も、どうぞよろしくお願いします。