胃カメラを後世に2010年05月28日 23時29分36秒

»なるべくたくさんの方の胃にカメラを直接突っ込んでいただきたいと
»思っているのですが、最近は快適な方法が普及しているようで、残念
»です。
>・・・すみません、笑ってしまいました。こういう先生、好きです(笑)

chu-intermezzoさん、ありがとうございます(涙)。物事をよく解釈してくださる方って、いらっしゃるんですよね・・・。

人間としてどうあるべきか、という正統的な問題意識からすれば、教壇に立つ人間がそんな考え方でいいのか、ということに当然(←鳩山語)なります。私が重ねた苦労を他の方にして欲しくない、だから楽な検査方法が開発されて欲しい・・・そう考えるのが、正しい人間のあり方ではないか、という主張には、説得力がある。私の心には、まったく浮かびませんが(笑)。

>しかし50回は壮絶ですね、私は喉に麻酔(液体)を溜めてからという
>方法で、一回だけでしたが、相当キツかったです。

まったく麻酔なしで突っ込んだのは、1回だけ、ドイツでです。今からするとよくあんなことができたと思いますが(日本のより太かった)、"Sie waren tapfer!"(勇敢でしたね)と言われました。その後はchuさんと同じで、喉に麻酔を溜めるという方法で、数十回。それでも、だめなんですよ。ついに、習熟できませんでした。

点滴を入れるのはとても面倒で、時間もかかります。病院の方に負担をかけるので、申し訳ないと思うのですが、だんぜん快適。比較になりません。痛み止めレベルと半眠レベルがありますが、前者でも十分です。本当に、いい時代になったなあと思います。

でも、胃カメラは本当はそんなものではない、ということを、しっかり、後世に伝えていきたいわけです。麻酔には、ハードルを設定したい。50回やったら初めて特典を得られる、なんていう方式はどうでしょうか。

話が変わりますが、鳩山さんって、モーツァルトに似ていませんか?かりゆしを着て右下を見つめている写真を見たとき、ランゲ描くウィーン時代のモーツァルトの肖像にそっくりだと思いました。目が似ています。だからどう思う、ということではなく、客観的な認識です。