大腸検査2010年05月20日 23時55分15秒

ある程度の年齢の皆さん、大腸の検査はなさっていますか?絶対に受けるべきです。大腸ガンに気づかず手遅れ、という人はずいぶん多いですし、私も最初の検査で、ポリープ(悪性腫瘍)を削除しました。発生しても進行が遅いですから、ちょくちょく検査する必要はないのです。ちょうど週刊誌に、内視鏡なしでわかる方法が開発されたとありましたが・・・。

食事は、前夜8時まで。その後、下剤を1錠飲みます。朝は8時から1800リットルの水を少しずつ飲み、座薬も使用。このようにして消化管を空にしてから、管を入れて調べます。絶対いやという方もいらっしゃるようですが、私は、とても楽な検査だと思います。胃カメラよりずっと楽ですし、いやな検査は、ほかにいくらでもあります。

幸い、何でもありませんでした。空腹でふらふらでしたから、築地で遅い昼食(まぐろ丼)。帰路本願寺の前で、すざかバッハの会の大幹部、田中宏和さん(豪商の家)と鉢合わせしました。確率は低いと思うのですが、油断できませんね(笑)。

そのあと新橋の中国人の店で、じつに久しぶりのマッサージ。若い女性だったので私の鋼鉄の身体には指が入るかなと思ったのですが、見かけによらぬ力持ちで、痛いのなんの。折り紙付きの硬い身体ですから、あきらめて流してしまう人と、本気でほぐそうとしてくれる人がいます。今日の施療師さんは完全に後者でしたので深謝し、おつりをチップとして渡して、格好良く店を後にしました。傘を忘れてきたことに気づいたのは、しばらく後でした(泣)。

夜は新国立劇場で、シュトラウス《影のない女》を鑑賞。検査の疲れがどっと出てきましたが、すばらしい公演だったと思います。