大物です2012年08月24日 01時43分18秒

今日も暑かったですね。夜コンサートが予定されていましたが、軽装で出かけました。NHKの録音を済ませ、早めの夕食を摂ろうと、新宿西口方面を散策。「蒙古タンメン中本」という店に入りました。過去何度か入ろうとしていつも入れずにいたお店で(行列)、今日は幸い滑り込めました。

人気店ですね。次々とお客が入ってきて、景気がいい。ただ、すべて若い人で、年配者は、私しかいないのです。とりあえず穏やかにと注文した「蒙古タンメン」も、相当なボリューム。右側を見ると、ごく普通の体型の若い人が、ライス大盛りの丼を横にして食べています。信じられません。大らかな味わいでおいしかったですが、「自分場違い」という気持ちも少し残りました。

汗をかきかき、オペラシティへ。今日は、出光音楽賞の受賞記念コンサートなのです。一応ネクタイをして、会場に入りました。「題名のない音楽会」の収録を兼ねていますから、満員です。将来性のある若手を選ぶこの音楽賞、今年の受賞者は2人のピアニスト(金子三勇士さん、萩原麻未さん)と1人のマリンバ奏者(塚越慎子さん)。私のお目当ては、国音のホープ、塚越さんでした。音楽学に在籍されたお姉様(←皇族のような方)のご紹介で、バッハ関係のアドバイスをさせていただいています。

いや、大物です!直接お話ししているとホンワカした感じの方なのですが(天然、といったら失礼かな)、ステージに上がると堂々たる風格で、演奏に集中したときのオーラがすごい。奥行きのある、広々した音楽作りをされます。12月に「たのくら」のコンサートに出演されるのですが、楽しみです。またご案内しますね。

レセプションにも出席しました。ところが予想に反して、上着を着ないでいったのが、ほとんど私だけ。皆さん、盛装なのです。こういう時って、本当にいたたまれない思いをします。上着をもっていくべきでした。

コメント

_ ルビー ― 2012年08月26日 00時57分35秒

ピアニストの金子三勇士さんて、そんな素晴らしい賞を受賞された方だったんですね!
つい先日16日に、諸国の最高峰のダンサーが一堂に会する世界バレエフェスティバルのガラ公演で偶然、その華麗達者な腕前を聴きました・・・英国ロイヤルバレエ団の二人が踊る《マルグリットとアルマン》という演目で(「椿姫」を題材にアシュトン振付)、音楽はリストのロ短調ソナタ。場面は、マルグリットが死の床で回想色々物語…観ごたえと聴きごたえたっぷりの熱演で、目も耳もバランスの満足でした。
いずれ「題名のない音楽会」で受賞記念コンサートの模様を楽しめそう…ラッキーな通信ありがとうございました!

あ、Yシャツにお洒落なネクタイのシンプルスタイル、若々しくて素敵だと思います…

ピントずれずれ?ルビー

_ I招聘教授 ― 2012年08月26日 10時52分44秒

金子さんはハンガリー育ちだそうですが、じつに配慮に行き届いた、美しい日本語を話される方です。リストのコンチェルトを弾かれました。

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