奇跡2012年11月13日 17時19分14秒

奇数月のゾロ目日(すなわち11日)は、「まつもとバッハの会」の講演日。雨模様で寒い一日でしたが、バッハの生い立ちおよび伝統との関係について、楽しくお話しさせていただきました。

「まつもとバッハの会」というと、すぐお思い浮かべるのが、ステージからの転落。受講生の方もまさか今日は落ちないだろうな、という関心がおありになったようでした。しかし今回は会場が「あがたの森文化会館」に変わっており、平らな教室であったため、落ちようがありませんでした。

松本駅から通りを美ヶ原の方向にまっすぐ進むと、突き当たりに「あがたの森」はあります。私の学んだ高校の旧制松本高校時代の
建物が保存され、公園になっているのです。訪れるのも一興かと思います。

終了後の打ち上げを早めに切り上げていただき、お気に入りのワインバーで一杯。その場で高校以来の友人が、次のように言いました。ステージからの転落には驚いた。君は運動神経がまったくないのだから、あの高さから落ちたら大ケガをするのが普通。それを免れたのは幸運ではなくて、奇跡だ、というのです。どうやら私、ツキを浪費し続けて ようです。

新幹線で、名古屋に到着。今日は友人のリサイタルを聴きます。

コメント

_ ルビー ― 2012年11月15日 00時00分47秒

「運動神経がまったくない」ので有名なんですか?私が覚えているのは、音大時代よくお見かけした颯爽たる自転車姿のI先生…それと、頂上に立った時の気分が抜群、と山登りマンだったのも確かI先生だったような…てっきりスポーツもイケてる方だとばかり錯覚していました(笑)!

昨夜13日は、若き日から聴きそびれてきたポリーニのコンサートについに行ってきました。ベートーヴェンの最後の3ソナタ…一つ一つの音の意味深さが卓越しているような迫力に、会場は自ずと総立ちの騒ぎになりました。前半の現代曲に出演した息子のダニエレのピアノも煌めいていました。

スタンディングルビー

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