秋の海景色2012年11月16日 08時04分17秒

14日(火)は、名古屋で起床。大阪のコンサートは19:00からですから、時間があります。紀伊半島を一周しようかと思って南紀のガイドブックを買っておきましたが、一番の特急を逃がしてしまい、方針を変更して、鳥羽に行くことにしました。

伊勢志摩は訪れたことがなく、車中、スマホを駆使してにわか勉強。鳥羽駅で降りるとさっそく目に入る海景色に、心を癒されます。裏山、日和山山頂からの眺めはとくによく、いくつもの島が折り重なるように展開しているさまに、しばし見入りました。日本はいいなあ、というのが実感。知らないところがたくさんありますので、機会をとらえて訪れてみたいと思います。

海の幸豊富な土地柄で、食堂のメニューは全部食べてしまいたいと思うほど。迷った末、「アワビ丼」と地ビールを注文しました。満足したあとは伊勢神宮の外宮(げくう)を見て、大阪に移動しました。

「ウィーン音楽祭」6つ目は、ウィーン弦楽四重奏団です。これまでずいぶん貢献してくれた団体でファンも多く、客席の盛り上がりもなかなかでしたが、メンバーの高齢化による影響が演奏に出ていたことも見逃せません。今後の世代交代、どうなるでしょうか。

コメント

_ 森口 ― 2012年11月16日 15時12分17秒

ウィーン弦楽四重奏団、いかにもウィーンらしいふくよかな響きは楽しめたのですが、メンバーの加齢に起因するとおぼしき演奏の傷やメリハリ不足は覆い隠せず、「演奏家の引き際って難しいなあ。その点、ブレンデルは偉かったなあ」などと思いながら聴いておりました。みなさんのこれまでのキャリアや音楽界への貢献には心から敬意を表したいと思います。

_ I招聘教授 ― 2012年11月17日 09時25分28秒

本当におっしゃる通りですね。にもかかわらず聴衆がたいへん温かかったので、彼らは(自分でもわかっていますから)感激し、サイン会でもサービスに努めていました。弦楽四重奏は、とくに傷が目につきやすい分野でもあります。

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