至福の時2013年03月11日 23時59分19秒

10日(日)は、横浜みなとみらいへ、ハイティンク指揮のロンドン響を聴きに行きました。まずピリスがベートーヴェンの第2協奏曲を弾き、メインがブルックナーの第9、というプログラムでした。

たとえ客席にいても、涙を流すのはみっともないと思っている私ですが、このコンサートのすばらしさは筆舌に尽くしがたく、身体がわななくほど感動してしまって、涙が止まりませんでした。

感想は新聞批評にまとめましたので、そちらに委ねたいと思います。読み直してみると、祝福、神、大自然、幸福、祈りといった言葉が使われています。こういう言葉をつい使ってしまう演奏家が、まだいるのですね。新陳代謝がよくなって、寿命が延びました。

コメント

_ ルビー ― 2013年03月16日 01時51分57秒

前日の9日(土)に、同じメンバーのモーツァルト17番協奏曲とベートーヴェン第7をサントリーで聴きました。
ピリスのピアノの素晴らしさは正に至芸!すべての音が心に触れる光を放ち、この上なくピュアな表情に輝いていました。あたりにモーツァルトの微笑む霊まで感じてしまって涙が溢れました。
ハイティンクは、自然体でキメる不思議な実力者。。。ホール全体が巨大な楽器のように鳴り響き、ほんとうに貴重な感動でした。このブログでI先生がピリスやハイティンクのCDを賞賛されていたお蔭です。。。

あくる日のベートーヴェン第2協奏曲も聴きたくなりましたが、お仕事筋で話題のベジャール・バレエ団《ライト》とダブって諦めたので、先生のご執筆がすごく嬉しいです!この曲は目下、シュタットフェルトのCDを好んで聴いています。

先週のルビー

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