5月のイベント2013年05月02日 23時29分07秒

恒例、今月のイベントのご案内です。

すでに過ぎたものがひとつ。朝日カルチャーセンター新宿校の《マタイ受難曲》講座です。1日には「ペテロの否認」について詳しくお話ししましたが、次は15日、その次が29日の水曜日、13:00-15:00。ユダの自殺、ピラトの前でのイエスの裁判に話が進んでゆきます。皆さん、とても集中してくださっています。

5日(日)は、まつもとバッハの会の連続講座「バッハの仕事場を覗く」。今回のテーマは「古楽器の嵐」と題して、ピリオド楽器のもつ意味について、さまざまな実例から考察します。トラヴェルソは塩嶋達美さん、ヴィオラ・ダ・ガンバは品川聖さんに、楽器を持ち込んでのレクチャーをお願いしています。14:00から、松本深志高校教育会館です。

7日(火)は、朝日カルチャーセンター新宿校のワーグナー/タンホイザー講座。第2幕、歌合戦の場面の、考察と鑑賞です。21日(火)が、もっともすばらしい第3幕になります。13:00-15:00。

11日(土)13:00からは、朝日カルチャー横浜校の「超入門」講座。ヴィヴァルディの《四季》を教材に、《四季》が人気があるのはなぜなのか、わかりやすい音楽のコツとは何なのかを、ピアニカを吹きながらご説明します(汗)。

18日(土)10:00-12:00は、立川楽しいクラシックの会のワーグナー講座。《ラインの黄金》その2で、第2場以降を取り扱います。久々の《リング》への取り組みを楽しんでいます。

19日(日)が、自分的には今月最大のイベントです。伝統ある日本音楽理論研究会例会で、「ワーグナーにおけるドミナントの拡大」と題する講演をするのです。詳細についてはあらためてご案内しますが、作曲や音楽理論の専門家が集まる場所でこのような内容についてお話しすることは冒険そのもので、なんとか意義あるものしたいと、あれこれ考えているところです。場所は国立駅南口下車の国立音楽大学AIスタジオ、時間は13:30-17:40。ホームページをご覧ください。

25日は、朝日カルチャーセンター横浜校の「エヴァンゲリスト」講座(13:00-15:00)。最終章「数学的秩序の探究」から、今回は《デュエット》とリュート作品を採り上げます。

全部で10の講座・講演があることがわかりました。満足していただけるよう、がんばります。