今月のイベント(1)2013年12月02日 23時23分04秒

今日大岡山の「あんのん指圧鍼灸」に行きましたら、このブログを読んで訪れた方がおられたとのこと。ずいぶん感謝されてしまいました。いかがだったでしょうか。よろしければ、ご感想を。

さて、いつも後追いになる、今月のご案内です。芸大、聖心女子大の授業は残り少なくなってきましたが、今月から、ICUの授業が始まります。当面、3つが並行して進みます。ICUは、「人間理解論」という枠組みなので、音楽家の芸術と人間性の関係について、さまざまな角度からお話しする計画です。面白い枠組みがあるものですね。

大阪音大の講義も、この13日です。既報のごとく、カンタータ第179番を素材に、バッハ研究の多様なアプローチを考察します。

朝日カルチャー新宿校の講座は、隔週水曜日なので、4日と18日になります。10:00~12:00のワーグナー講座は《ラインの黄金》の第4場をへて、《ワルキューレ》に入ります。13:00~15:00の《ヨハネ受難曲》講座は、第7曲(アルト)と第9曲(ソプラノ)のアリアを取り上げます。

ザルツブルクの最後5年間を取り上げているいずみホールのモーツァルト・シリーズ「未来へ飛翔する精神」、あと3回となり、今月2回あります。ます6日(金)19:00から、アンドレアス・シュタイアーと佐藤俊介さんによるヴァイオリン・ソナタとピアノ・ソナタ(イ短調)のコンサート。そして14日(土)16:00から、歌劇《イドメネオ》演奏会形式の上演があります。私も参りますので、声をおかけください。

8日(日)は「まつもとバッハの会」、《ロ短調ミサ曲》講座の仕上げです。〈クレード〉の聖霊の章から最後までを取り上げます。14:00~16:30、深志教育会館です。

下旬は、改めてご案内いたします。

11月のイベント2013年10月31日 08時48分36秒

標記、ご案内します。今月はあまり多くありません。

2日(土)、3日(日)と、慶応大学三田キャンパスで日本音楽学会の全国大会があります。プログラムは学会のホームページをご覧ください。若い人たちがどんどん出てきているなあ、という印象です。公開ですので、当日参加が可能です。会長を退き、今年は気が楽です。

その二日目を、まつもとバッハの会とダブルブッキングしてしまいました。学会の方々、申し訳ありません。松本は松本深志高校教育会館で14:00~16:30、《ロ短調ミサ曲》シリーズの〈ニカイア信条〉篇です。

ちらりとプライベートなことをはさみますと、4日(月)に、娘の結婚式があります。

6日(水)、20日(水)は朝日カルチャーセンター新宿校の日。10:00~12:00が《ニーベルングの指環》の講座で、《ラインの黄金》の継続。論題は6日が「文明の悪の目覚め――鋳造された指環とその音楽」、20日が「ふくらむ物欲、権力欲――神話に投影されたパリ」です。13:00~15:00の《ヨハネ受難曲》講座は少し早く進行中なので、6日に最初の聖書場面(「私である」)、20日に2つのコラールを取り上げることになると思います。

16日(土)は立川楽しいクラシックの会の、ワーグナー・プロジェクト。《神々の黄昏》に入り、とりあえずその序幕です。今回は私の都合で30分繰り上がり、9:30~11:30となります。立川市錦町学習館です。今月は《ジークフリート》を取り上げ、ぐっと盛り上がってきたところです。

23日(土)、29日(金)、30日(土)と、朝日カルチャーセンター横浜校に出講します。23日が「エヴァンゲリスト」講座で、テーマはバッハのカノンです。「カノンと数象徴」と題しましたが、幅広い角度から考察します。

13:00~15:00。29日は特別企画で、「音楽の都/芸術の都ウィーン」と題してお話します。10:30~12:00。30日は、2日の代講。「超入門講座」です。今月はベートーヴェンの《エリーゼのために》を鑑賞し、ロンド形式について学んでゆきます。

以上、よろしくお願いします。

10月のイベント2013年09月28日 07時00分12秒

9月もまもなく終わりますね。私、本当によく仕事をしたと思います。10月は2大学の授業も始まり、カルチャーも新学期。気分一新して取り組まなくてはなりません。

朝日カルチャー新宿校には第1、第3水曜日に出講し、10:00~12:00と、13:00~15:00の2枠を担当することになりました。どちらも「徹底研究」という触れ込みで、午前中はワーグナーの《ニーベルングの指環》、午後はバッハの《ヨハネ受難曲》です。今月は2日と16日。ワーグナーは当然《ラインの黄金》からで、「湧き起こるラインの水」「文明の悪の目覚め」というタイトルをつけました。《ヨハネ受難曲》の方は、《マタイ受難曲》講座からのバトンタッチですので、《マタイ》との比較から入り、プレ・バッハの受難曲を展望します。

朝日カルチャー横浜校は第1、第4土曜日の13:00~15:00。企画はどちらも継続で、「超入門」シリーズと「エヴァンゲリスト」シリーズです。5日の「超入門」の曲目を調べたら、ショパンの《英雄ポロネーズ》となっていて、われながらびっくり。誰でも知っている曲を取り上げて、音楽の基礎や聴き方を学んでいこう、というシリーズなのです。「エヴァンゲリスト」の方はいよいよ大詰め。終章「数学的秩序の探究」の後半で、《音楽の捧げもの》から開始し、バッハの死にたどりつきます。26日です。

今月は、「まつもとバッハの会」「すざかバッハの会」両方あります。松本は6日(日)の13:00~15:00(深志高校教育会館)で、《ロ短調ミサ曲》の〈グローリア〉。須坂は13日(日)の14:00~16:30(須坂駅前シルキーホール)。《ヨハネ受難曲》第1部第2稿の考察を行い、第2部に入れれば、と思っています。

12日(土)は、NHK合唱コンクールの審査を初めてやります。19日(土)は、越谷のサンシティ市民合唱団から、《ロ短調ミサ曲》に関するお話の仕事をいただいています。単発ですから、よくまとめておかなくてはなりません。立川の「楽しいクラシックの会」は、27日(日)の10:00~12:00(錦町地域学習館)になります。ワーグナー《ジークフリート》の、すばらしい第3幕をとりあげます。

28日(月)には学士会館で、ベルリン・フィルとウィーン・フィルに関する講演を朝日旅行社の主催でやることになっています。午後ですが時間はまだ伺っていません。

以上、よろしくお願いします。

〔訂正〕松本は、14:00~16:30の間違い。学士会館は、14:00~16:00でした。お知らせくださった方々、ありがとうございました。

9月のイベント2013年08月30日 23時43分48秒

北海道から帰りました。話題の多い旅行になりましたので、「ひとり旅のむずかしさ」という論題を中心に、連載します。その前に、来月のイベントをご案内しておきましょう。

9月は、1日(日)の埼玉県合唱コンクール審査から始まります。審査きわめて困難な一般の部を含みますので、懺悔の日になりそうです。

4日(水)は、朝日カルチャー新宿校の《マタイ》講座。イエスの死の場面を取り上げます。13:00~15:00。この講座、18日(水)で終わり、来月から《ヨハネ受難曲》の講座になります。2回で終わるのは無理かなあとも思いますが、ともあれ、一区切りつけるつもりです。

5日(木)は、いずみホールのモーツァルト・シリーズ・プレイベント。今年のシリーズは20-25歳のモーツァルトを「未来へ飛翔する精神~克服」と題して取り上げますが、そこに至る成長をレクチャー・コンサートとしてご紹介するのが、このプレイベントです。私は司会と聞き役といったところで、チェンバロ、フォルテピアノ(シュトライヒャー)、ピアノ(ベーゼンドルファー)を使って演奏・解説されるのは久元祐子さんです。19:00から、入場無料。詳細はいずみホール・ホームページをご覧ください。

7日(土)は、朝日カルチャー横浜校の超入門講座第1期の締めで、ベートーヴェンの《運命》を取り上げます。「偉大なものはすべて単純である」(フルトヴェングラー)ゆえんをわかりやすく解説し、演奏比較もしたいと思っています。13:00~15:00。

8日(日)は、「まつもとバッハの会」の新講座です。来年のコンサートに向けて、《ロ短調ミサ曲》を全4回で講義します。いつもやっていることのようですが、その都度バージョン・アップさせているので、過去の経験をすべて結集したいと思います。その第1回は、〈キリエ〉――バッハの真髄、憐れみの祈り」というテーマで。深志高校教育会館、13:00~16:30です。

「たのくら」こと、立川「楽しいクラシックの会」例会は、22日(日)10:00~12:00です。《ワルキューレ》の次を時代順に《トリスタン》とするか《リング》の継続で《ジークフリート》とするか考えましたが、皆さんがせっかく《リング》に入ってきてくださっているので、《ジークフリート》としました。第1幕、第2幕が今月のテーマで、「英雄は成長する」と謳っています。

横浜朝日の《エヴァンゲリスト》講座は28日(土)の13:00~15:00で、テーマは「農民カンタータとペルゴレージ編曲」です。朝日カルチャーは、10月から新学期となります。

名古屋、富良野と続いた全国視察の旅。9月は津、松本、神戸を訪れる予定です。

8月のイベント2013年08月03日 07時28分08秒

気がつくと8月。恒例のご案内です。今月は、朝日カルチャーの新宿校を休みにしましたので、わずかです。

今日、3日(土)は朝日カルチャー横浜校の超入門講座(13:00~15:00)で、チャイコフスキーの〈アンダンテ・カンタービレ〉を取り上げます。この曲の旋律は皆様ご存じのはずですが、楽譜に書くとどうなるでしょうか。チャイコフスキーの書いた通りを耳から再現することは、きっとむずかしいでしょう。理由は2つで、変拍子が「それらしくなく」入ることと、常識からすれば意外なアーティキュレーションが指示されていることです。これらが味わいに貢献していることは確かだと思うので、楽式の基礎論を手始めに、考えてゆきます。

11日(日)14:00~16:30は「すざかバッハの会」。今年は《ヨハネ受難曲》の連続講義ですが、話がふくらみ、来年まで時間がいただけることになりました。ですのであせらず、第1部の終わりに取り組みます。ペテロの否認とテノール・アリアのあるところ。慣行の稿と第2稿が大きく異なる部分です。

17日(土)10:00~12:00は、立川楽しいクラシックの会のワーグナー・プロジェクト。今回は《ワルキューレ》の第3幕です。若い頃圧倒的な感動を受けて聴き込んだ〈ヴォータンの告別〉が対象となります。

毎年夏にやってくる合唱コンクールの審査、今年は、山梨県と埼玉県です。それとは関係ありませんが合唱団Cantus Aminaeと進めている《ロ短調ミサ曲》メイキング、充実のうちにAgnus Dei到達しました。これは21日(水)の予定です。

ところで、私の著作で唯一廃本となっていた『モーツァルト 二つの顔』(旧選書メチエ)を、筑摩書房が文庫化してくださることになりました。8月は、その作業に多くの時間を費やすことになりそうです。

モンテヴェルディやります!2013年07月10日 11時14分40秒

7月30日(火)19:00に迫ってきたモンテヴェルディのコンサート、私としては今年の最重点課題の1つなのですが、ドイツ旅行2週間とその前後のしわ寄せで、なかなか向き合うことができませんでした。なにしろ場がサントリーホールのブルーローズ、出演者は一流の方々ですので、これからしっかり作品研究と対訳を準備しなくてはなりません。コンサート誕生の経緯についてはチラシの文章に言い尽くされていますので、以下に引用させていただきます。

「昨年の7月、渡邊順生さんのサントリー音楽賞受賞記念コンサートで演奏されたモンテヴェルディ《聖母マリアの夕べの祈り》は、今でも私の脳裏に、新鮮な感動をもってよみがえってきます。こんなすばらしい作品があったんですね、といろいろな方に言っていただきましたし、古楽演奏のレベルが高くなっていることに驚かれた方もいらっしゃいました。こんな機会を1回で終わらせたくない!そんな一念から、当日は裏方役だった私が音頭を取って、サントリーホールにおけるモンテヴェルディ第二弾を企画しました。《夕べの祈り》で声楽の取りまとめにあたられ、自らも水際立ったテノールを披露された櫻田亮さんのご協力を得て、勇気百倍です。
 今回取り上げるのは、小編成のアンサンブルによる宗教声楽曲と、世俗マドリガーレです。両分野における珠玉の作品、ヴァイオリンを伴う親しみやすい作品を厳選しましたが、前半は聖母マリアへの賛美、後半は愛の神との葛藤をテーマとして、初期バロック特有の『愛の二態』を描き出そうというのが、プログラムの構想です。エキスパートの仲間たちが集まってくれました。私は字幕と解説で応援したいと思います。」

作品は、前半が《サルヴェ・レジーナ》《マニフィカト》など5曲、後半が《ニンファの嘆き》《西風が帰り》など7曲。演奏はモンテヴェルディ・アンサンブル。メンバーは声楽が阿部雅子、渡邊(西村)有希子、上杉清仁、櫻田亮、谷口洋介、小笠原美敬。器楽が天野寿彦・渡邊慶子(ヴァイオリン)、平尾雅子(ガンバ)、渡邊順生(チェンバロ)。全席自由、前売り4000円(当日4500円)です。めったに無い機会ですので、ぜひぜひお出かけください。コメントでご予約くださっても結構です。アドレスをご記入くだされば、ご連絡を差し上げます。

今月のイベント2013年07月05日 23時58分46秒

連載が長引き、肝心のご案内が遅くなりました。もう済んでしまったもの、直前に迫っているものもありますが、取り急ぎ、ご案内させてください。

朝日カルチャー新宿校は、7月から新サイクルに入りました。隔週水曜日の13:00~15:00枠で、「《マタイ受難曲》徹底研究」を継続しています。3日は終了しましたが、17日、31日が残っています。ようやくアルト・アリア〈わが頬の涙〉に到達しました。次回、次々回は、受難コラールを経て、ゴルゴタへの道行きがテーマになります。バス・アリア〈来たれ、甘き十字架よ〉が登場します。

朝日カルチャー横浜校は、第1土曜が「超入門」、第4土曜が「魂のエヴァンゲリスト」講座です(いずれも13:00~15:00)。「超入門」、6日に迫ってしまいましたが、ラヴェルの《ボレロ》を題材に楽器の紹介をしよう、という趣向。変奏ごとに楽器がどう使われていくかの一覧表を作成しましたが、面白いですね。チェリビダッケの映像を使用予定。27日の「エヴァンゲリスト講座」は、チェンバロ協奏曲を取り上げます。ご好評をいただいた放送のナマ版、というところです。

立川の「楽しいクラシックの会」は、12日(金)に親睦旅行をしますが、講座は20日(土)の10:00~12:00。テーマはワーグナー《ワルキューレ》の第2幕です。あ、親睦旅行の目的地は、長瀞です。8月にはビヤパーティもあり、楽しみの多い会になっています。

まつもとバッハの会の連続講演「バッハの仕事場を覗く」は、最後の回にコンサートをやりたい、という願いが、皆様のご協力で実現できることになりました。7日(日)の14:00から。松本深志高校教育会館(←ステージから落下したところ)にチェンバロを持ち込み、本格的なバロックの響きをお届けします。プログラムはフランス組曲第5番(チェンバロ:広沢麻美)、フルート・ソナタホ短調(トラヴェルソ:塩嶋達美、ガンバ:品川聖)、カンタータ第76番のシンフォニア(オーボエ・ダモーレ:尾崎温子)、そしてカンタータのアルト・アリア、第147番など数曲(アルト:高橋幸恵)となっています。演奏者ともじかに触れあえますので、近くの方々、ぜひお越しください。

月末にもうひとつ特記すべきコンサートがありますが、それは別枠でご案内します。どうぞよろしく。

今月のイベント2013年06月03日 08時17分17秒

いつの間にか6月に入り、もう3日です。今月の公開イベントをご案内します。

朝日カルチャー横浜校の超入門講座は、1日に終わってしまいました。今月は、ヴィヴァルディの《四季》から残っていた〈冬〉と、パッヘルベルの《カノン》を取り上げました。ヴィヴァルディの演奏、昔と本当に変わりましたね。

5日(水)13:00-15:00は、朝日カルチャー新宿校の「《マタイ》徹底研究」。第2部のソプラノ・アリア"Aus Liebe"を取り上げます。加えて、先日ご紹介したI.フィッシャーの新映像第1部を鑑賞の予定です。

8日(土)の13:00から、大阪の国立国際美術館で芸術学関連学会連合のシンポジウム「芸術と記憶」が開催されます。日本音楽学会からは沼野雄司さんがパネリストで参加されます。私が副会長をしている組織の催しなので、ご案内しておきます。詳細はこちらで http://geiren.org/

私は大阪に行きますが、私の友人堀俊輔さんの指揮する《ヨハネ受難曲》が13:30分から川崎ミューザでありますので、東京周辺の方、よろしければ。櫻田亮さんのエヴァンゲリスト以下なかなかの顔ぶれで、合唱はアニモKAWASAKI、オケは東京交響楽団です。私が情報提供をしています。

9日(日)14:00-16:30は、すざかバッハの会連続公演で、《ヨハネ受難曲》から、第1部の音楽についてお話しします。須坂駅前のシルキーホールですから、電車で来ていただけます。

15日(土)10:00-12:00は立川市錦町地域学習館をお借りしての「楽しいクラシックの会」例会。ワーグナー・プロジェクトが、《ワルキューレ》に入ります。今月は第1幕です。

16日(日)は、名古屋バッハ・アンサンブルからお話をいただき、14:00-15:00に、《ヨハネ受難曲》の講演を行います。女性会館(東別院)の視聴覚室と伺いました。

そして18日から、ライプツィヒです。いろいろな方と、現地でお目にかかることになりそうです。

5月のイベント2013年05月02日 23時29分07秒

恒例、今月のイベントのご案内です。

すでに過ぎたものがひとつ。朝日カルチャーセンター新宿校の《マタイ受難曲》講座です。1日には「ペテロの否認」について詳しくお話ししましたが、次は15日、その次が29日の水曜日、13:00-15:00。ユダの自殺、ピラトの前でのイエスの裁判に話が進んでゆきます。皆さん、とても集中してくださっています。

5日(日)は、まつもとバッハの会の連続講座「バッハの仕事場を覗く」。今回のテーマは「古楽器の嵐」と題して、ピリオド楽器のもつ意味について、さまざまな実例から考察します。トラヴェルソは塩嶋達美さん、ヴィオラ・ダ・ガンバは品川聖さんに、楽器を持ち込んでのレクチャーをお願いしています。14:00から、松本深志高校教育会館です。

7日(火)は、朝日カルチャーセンター新宿校のワーグナー/タンホイザー講座。第2幕、歌合戦の場面の、考察と鑑賞です。21日(火)が、もっともすばらしい第3幕になります。13:00-15:00。

11日(土)13:00からは、朝日カルチャー横浜校の「超入門」講座。ヴィヴァルディの《四季》を教材に、《四季》が人気があるのはなぜなのか、わかりやすい音楽のコツとは何なのかを、ピアニカを吹きながらご説明します(汗)。

18日(土)10:00-12:00は、立川楽しいクラシックの会のワーグナー講座。《ラインの黄金》その2で、第2場以降を取り扱います。久々の《リング》への取り組みを楽しんでいます。

19日(日)が、自分的には今月最大のイベントです。伝統ある日本音楽理論研究会例会で、「ワーグナーにおけるドミナントの拡大」と題する講演をするのです。詳細についてはあらためてご案内しますが、作曲や音楽理論の専門家が集まる場所でこのような内容についてお話しすることは冒険そのもので、なんとか意義あるものしたいと、あれこれ考えているところです。場所は国立駅南口下車の国立音楽大学AIスタジオ、時間は13:30-17:40。ホームページをご覧ください。

25日は、朝日カルチャーセンター横浜校の「エヴァンゲリスト」講座(13:00-15:00)。最終章「数学的秩序の探究」から、今回は《デュエット》とリュート作品を採り上げます。

全部で10の講座・講演があることがわかりました。満足していただけるよう、がんばります。

おすすめ!安息の地2013年04月15日 23時22分28秒

墓地の話ではありません。指圧の話です。

私が通っていたお店の先生が、新橋から大岡山に移られました。ご夫婦で開いた、新しいお店です。とても気持ちの良いところなので、ぜひお薦めします。大岡山は、渋谷、恵比寿、目黒、五反田、大井町、武蔵小杉のどこから行っても便利なところ。正面口(東京工大側)を出て通りの向こうを見ると、「指圧!」の看板が目に入ります。「あんのん指圧鍼灸」が、お店の名前です(℡03-6425-6787)。


硬直した肉体の持ち主である私は、マッサージ歴がそれなりに長いですが、河本先生(奥様)に出会ってから、絶対この方だ、と思うようになりました。技術が優秀で、私の身体を知悉しておられることももちろんですが、つねに最善を尽くす思いやりが、すばらしいのです。お店のホームページに載っているブログを拝見すると、やはりお人柄なのだなあ、と思います(http://annon.sakura.ne.jp/)。

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