両極端 ― 2008年01月16日 23時56分21秒
都道府県ビンゴの話。私は中央に三重県を据え、周囲を佐賀、山形、島根、大分、福井、徳島といった県で固めました。ゲームが始まり、前の座席から順番に、書いた県のひとつを言っていきます。同じ県を書いた人が、穴を開けられる。まず私が「三重県」というと、書いた人は誰もいない。よし、真ん中が開いてリード!
ところが、勝負が付くまで、私の穴はひとつも増えなかったのです。「北海道」「京都」「東京」「埼玉」という感じで、ゲームはどんどん進んでいく。そこでわかったのは、参加者の大半が中央に「東京」と書き、周囲を、埼玉や神奈川のような近隣の県か、京都、大阪といった有名府県で埋めている、ということでした。私は呆然。意識に上りにくい県でひねった構成をしたのは、私だけだったのです。
たしかに、人と同じに書けば開ける確率は増えるでしょうが、それだと、他の人も開けてしまいますよね。まあ私も、作戦として自分の選択をしたわけではなく、反射的に、離れているところに頭をめぐらせたのでした。皆さんは、いかがでしょう(真剣)。
このクイズを出題したOさん(男性)は、私と正反対の性格で、善意と親切が洋服を着てはちきれんばかり、という方。この方の圧倒的なサービス精神で、会の娯楽は成り立っているのです。この方の前に出ると、私は、アンパンマンと対峙するバイキンマンのような気持ちになる。会の方々も、きっとそう見ているはずです。
Oさんの出題を見ていて気づいたのは、出題の中に必ずヒントが隠されていて、正解を答えやすくなっていること。私もクイズは好きでよく問題を作りますが、私はなんとか回答者を迷わせ、誤答させようとして、落とし穴を作ります。それが成功するところに、クイズの醍醐味がある(と思う)。まったく違う態度ですが、これってどちらが多数派なんでしょうか(真剣)。
ともあれ、自分と違う人に出会うのは、勉強になります。興味のある方は「たのくら」へどうぞ(笑)。
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