「客員教授」始動2012年07月11日 23時44分24秒

今日は大阪音大の初仕事でした。豊中市のキャンパスを訪れると、まず学長から、額入りの「称号記」を拝受。「本学の教育研究の発展に対する貢献を期待して」という一文が入っていました。貢献しなくては。

大勢集まってくださった学生さん、先生方を前に、「研究と実践の協同--私の経験から」というテーマで講演。実際には、自分の生涯を振り返る形で、音楽研究の課題や困難についてお話ししました。90分、水を打ったように静聴していただき、良いスタートを実感できました。

終了後、中村孝義理事長以下、音楽学関係のスタッフ、学生さんと一緒に、味のよいイタリアンで会食。とても家族的な歓待をいただき(それが校風のようです)、もうすっかり一員として溶け込みました。「招聘教授」(東)としての仕事はまだ具体的にやっていませんが、「客員教授」(西)の仕事は、このような形で継続していきそうです。何事でもお役に立ちますという私に、「I客員教授の談話室」というネーミングはいかがでしょうか、という提案あり。考えこんでおります。