いずみシンフォニエッタ絶好調2012年07月14日 23時14分14秒

今週2回目の大阪・日帰り往復。疲れましたが、充実した1日でした。

今日は、いずみシンフォニエッタの定期演奏会。いずみシンフォニエッタは現代音楽の演奏を主目的に、最高水準のアーチストを選んで結成された室内オーケストラです。東日本の方々にはまだ馴染みがないと思うのですが、きわめてレベルが高く、覇気のある演奏をします。折があれば、ぜひ聴いてください。あ、私は一人のお客様で、西村朗さんに音楽監督をおまかせしています。

プログラムは、フランセ(生誕100年)の《セレナード》、ドビュッシー(生誕150年)の《神聖な舞曲と世俗的な舞曲》、プーランクの《オルガン協奏曲》という、フランスの名曲たち。そこに、エリザベート・コンクールのグランプリで時の人となった酒井健治さんの委嘱新作《Danse Macabre》が加わり、興味も魅力も満点の選曲になりました(指揮:飯森範親)。いずみホールのオルガンはフランス仕様なので、プーランクには、バッハ以上にぴったり。土橋薫さんが熱演してくださいました。

先日のご案内に、2つプラスするべきことがありました。18日(水)10:30からはやはりピティナのワークショップがあります(ピアニスト対象)。「バッハ演奏の最新事情~歴史的背景をふまえて~」というテーマを出してありますが、どこまで結果を出せるか心配です。21日(土)は、鈴鹿短期大学で講演をすることを忘れていました。郡山キャンパス・国際文化ホールで、13:00から。《ロ短調ミサ曲》について、新たな構想でお話します。宮崎から直行いたします。