ウィーン音楽祭11月2012年10月31日 22時01分13秒

「ウィーン音楽祭 in Osaka」、あと5公演あります。

11月3日(土)は、スーパースターの庄司紗矢香さんが、ジャンルカ・カシオーリのピアノで、ベートーヴェンの《スプリング》、ヤナーチェクとドビュッシーのソナタ、シューベルトの幻想曲を演奏されます。チケット、残りわずかと聞いています。土曜日は普通16時からですが、この日は祭日なので14時からとなっています。お間違いなく。

6日(火)は、ラドゥ・ルプーのオール・シューベルト・プログラム(19:00から)。ルプーはアンギャンさんの一番好きなピアニストの1人だそうで、ウィーンでのリサイタルもすばらしかった、とおっしゃっていました。これも残りわずかだそうです。めったに聴けないという意味でも、お薦めのコンサートです。

10日(土)は、マーラーの《大地の歌》+ピアノ四重奏曲。ソロは藤村実穂子さん、福井敬さんという豪華版です。シェーンベルク/リームの室内オーケストラ用編曲版というのにひっかかる方もおられるかと思いますが、この編曲はすばらしいもので、大事な音は全部聞こえてきますし、声楽がよく生かされて、いずみホール程度の規模で演奏するには最適。クオリティの高いいずみシンフォニエッタが、金聖響さんの指揮で演奏します。あ、これは16時からです。

14日(水)は、ウィーンの味わいをよく伝えるウィーン弦楽四重奏団のコンサートです(19:00から)。ハイドンの《鳥》、ベートーヴェンの第16番、シューベルトの《死と乙女》というプログラム。25日(日)14:00からのラスト・コンサートは、ユベール・スダーン指揮の大阪フィルで、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番と、シューベルトのグレート・シンフォニー。ソリストは若手のインゴルフ・ヴンダーです。《グレート》による締めくくりは、楽友協会200年にふさわしいと思います。

最後の日が学会と重なっているほかは、私も足を運ぶつもりです。会場でお目にかかりますので、どうぞ声をおかけください。