ヨーロッパ通信2014(15)/楽々と出国 ― 2014年04月28日 22時44分37秒
予約したホテルの名前は、なかなか覚えられないもの。直前にメールチェックをして確認するのが、いつものことでした。しかし18日(金)の場合、チェックするすべがありません。「駅前」に取ったはずだ、というのが唯一のヒントでした。
トランクをもって降り立ったユトレヒト駅。東口は長大な駅ビルになっていて、出たところに、簡易なホテルがいくつかあります。対して西口は、広々した再開発地域になっている。離れたところに、ホテルがぽつぽつ。順番に聞いていくつもりでしたが、幸い2軒目が、私の選択したホテルでした。
駅周辺はいたるところ工事中で、風の強い日だったせいか、寒々した印象。美しい街という印象は受けませんでした。一応、大聖堂とその塔の写真を掲載します。通信できないスマホの、最後のバッテリーで撮ったものです。
19日(土)。飛行機は14:40発ですが、もう観光のしようがありませんので、早々と空港に行きました。でも、空港に早く行くのはいいことですね。なにより安心。セキュリティ・チェックも、あっという間に済んでしまいました。手荷物がないのだから、当然です。でも楽ですよ!
早々と出国を済ませ、KLMのラウンジに行きました。はい、エコノミーの方は、入れてもらえないところです。厳重なチェックを要望します。
広々と静かなスペースが用意され、セルフサービスで、ハイネッケンのビールも、ワインもシャンパンも、自由に飲むことができる。飛行機で寝るためにはなるべく飲んでおこうという気持ちが働き、けっこう、たくさん飲んでしまいました。時間に合わせて動いたのでは、ここまで楽しむことはできません。次は、出発の時も、早く着きたいと思います。
買い物もしませんでしたから、行きよりもかなり少ない荷物で帰ってきました。成田でトランクを送れば、あとは手ぶらです。紛失したルーターは、案外高くつきました。まあ、いい勉強がです。帰った日本は、じつに清潔で美しいと思いました。
次は、旅行の総括をさせてください。
コメント
_ taisei ― 2014年04月29日 23時29分01秒
_ かみや ― 2014年04月30日 17時06分09秒
お帰りなさい。荷物を盗まれて、あららと思いましたが、なにかすがすがしささえ感じる紀行文!先生は基本的にものに執着のない事がよくわかりました。またまた勉強になりました。でも、やっぱりそのような先生の性格がツキを呼ぶのでしょうね。先生のツキは無限のような気がしてきました(汗
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天晴れ!(目上の人に失礼)
しかし、読者!?がたくさんいますねぇ。教授もそれを前提に「コメント」を無理強いするわ、すぐにそれに応える「読者」がいるわで、何と言っていいのやら。ラジオのパーソナリティみたいな感じですね。これも教授の人徳のなせるところですが。総括が楽しみです。