去る人、閉まる店2009年05月08日 22時38分53秒

国立の中華料理「杏仁坊」は、同僚の先生方を含むかなりの方をお連れし、どなたからも賛辞をいただいている、おいしく、安く、客扱いのいいお店です。しかしその好印象は、店長である水野さんの爽やかで快活なもてなしによるところも大。その水野さんから、転勤することになったとの電話をいただきましたので、今日家族で、花束をもってお訪ねしました。

早じまいのところを呼び戻す形になりましたが、最後のおもてなしを精一杯していただき、新メニューもすばらしく、いい夜を過ごしました。最後、私の手を握って、「先生のこと、大好きでした」と言ってくださったのが嬉しかったです。新しい赴任先は、有楽町のイタリアン、スコルピオーネ・スタッツィオーネだとか。ぜひ行きたいですが、有楽町で食事する機会は少ないかも知れません。

最近子供が飲むようになってきましたので、そのまま、ドルチェに移動し、軽く飲んで帰ってきました。そしたら、ドルチェの店長より、「5月一杯で閉店することになりました」というメールが入っているではありませんか。たしかにいつもお客さんが少なく、がんばって欲しいなあと思っていたのですが、お店では何もおっしゃらなかったので、びっくりしました。

杏仁坊の場合、店は残りますが、ドルチェは店ごとなくなってしまいます。絶好のたまり場として使ってきた私としては、困ること、この上なしです。これって、「私の通う店はつぶれる」というジンクスの実現でしょうか。あるいは、バッハ番号の座席のたたりなのでしょうか。