火曜日 ― 2009年05月12日 23時29分29秒
今年度の火曜日、今日の場合です。
第3・4限は、個人指導。博士課程最上級生の湯川亜也子さんに、フォーレの論文の指導をしています。今日はレルベルグという詩人の詩の解釈が中心となりました。え、フランス語大丈夫かですって?この指導があるおかげで、かなり思い出してきました。大学院の第2外国語はフランス語だったのですが、思わぬところで、役に立っています。もちろん至らぬところは、知人の助けを借ります。
第5・6限も個人指導で、修士課程の浅田直樹君と、モーツァルトの研究をしています。今日は風邪でお休みでしたので、リフキン氏から送られていた3通の論文をざっと読み、音楽学会の例会で使うものを決めました。「バッハの苦闘・私の苦闘」と題する、《ロ短調ミサ曲》校訂記です(きわめて高度なものです)。またご案内しますが、6月5日(金)の18:00から芸大で行う予定。英語の通訳はできませんが、発表原稿の日本語訳は、私がやろうと思います。
というわけでメールに返信していましたら、すでに第7・8限の時間。これは修士課程声楽専攻の学生の論文指導で、8人の院生が、次々とやってきます。今日は2人お休みで、計6人。全員が、オペラの専攻です。以上、火曜日は、個人指導が続くわけです。
終了後雑用をこなしているうちに、18:00になりました。火曜日のこの時間はバッハ演奏研究プロジェクトの時間なのですが、今日は外せない会議があり、仲間にまかせて、会議に出席。19:30近くにやっとiBACHコレギウムの練習場に行くことができました。今日は音出しなので全然まとまっていないだろうと思いつつ部屋に近づいたら、カンタータ第64番の合唱が、意外に引き締まった響きで聞こえてきてびっくり。2年目を迎えて、全然違うレベルのスタートになったと、指揮者の藤井宏樹さんが喜んでおられました。以上、今日の日記です。
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