もぬけの殻2009年08月24日 23時57分37秒

10月にいずみホールで開かれる「ウィーン音楽祭 in Osaka」の記者発表のために、大阪へ。今日はシェーンベルク《月に憑かれたピエロ》を歌われる中嶋彰子さんが同席してくださいましたので、彼女を中心に話が進みました。そのコンサートで取り上げられる貴志康一(大阪出身の天才作曲家)についても中嶋さんがたくさん調べられており、そのテーマでも話がはずみました。

企画打ち合わせの前に一休みしようと、ホール近くのコーヒー店「にしむら」へ。ここのコーヒーはたいへんおいしく、モーニングも充実しています(「サラダセット」「フルーツセット」の2種がある)。私は大阪に宿泊すると、いつもここで朝食を取るのです。新聞も揃えられ、スペースもゆったりしていて、なかなかこれだけのお店はありません。

ところが・・・。お店が、跡形もなくなくなっていたのです。もぬけの殻。茫然として、しばらく立ち尽くしてしまいました。少し前に閉店したが、安いチェーン店に押されたのではないか、とのことでした。

私の通うお店はつぶれる、というのは、本ブログでもよく申し上げているジンクスです。でも、ある程度冗談のつもりだったんですよね。どうやら、冗談では済まなくなってきました。

コメント

_ まさお ― 2009年08月25日 01時16分08秒

ええーっ。ついにニシムラまで。ただただ絶句です…・。

_ I教授 ― 2009年08月25日 02時32分14秒

お詫びします。

_ 柴田 ― 2009年08月26日 00時21分30秒

珈琲のにしむらといえば、神戸の老舗のにしむらですね? 30数年前に初めて神戸に行ったとき、名所として訪ねました(笑)。大阪ではまだ梅田店(のみ)は残っているようですね。その場になければ意味がないのでしょうけれど...
何につけてもチェーン店の浸透?は、価値の平均化というか何というか、つまらないものですね。

_ 謹慎中 ― 2009年08月26日 14時03分33秒

良く通われるホールの方の経営は大丈夫なんでしょうネェ・・・!?

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