披露されたラグタイム2009年06月19日 23時34分49秒

今日、メンバーはバスで須坂へ移動。私は新幹線でいったん家まで戻り、すぐに出直して須坂に入りました。夜、リフキン先生の「病院コンサート」が、須坂で開かれたからです。もちろん、地域貢献のチャリティ。病院のエントランスは、患者さんや職員で満員の盛況でした。

ジョシュア・リフキンの名は、初め、ラグタイムのベストセラーLPによって世に広まりました。今回はスコット・ジョプリンのラグタイムを9曲並べたコンサート。リフキン先生がジョプリンを弾くのは、おそらく日本では初めてでしょう。くつろいだ雰囲気のコンサートでしたが、ジョプリンの作風の変遷や曲ごとに籠める思いがわかったこと、先生の温かく繊細な演奏がバッハ解釈にそのまま通じることを知ったことは、うれしい収穫でした。入院中の女児から花束を贈られて、先生も感動のご様子でした。

終了後、長野のイタリアンで会食。さあいよいよ、最後の公演です。