有利なはずが・・・2009年08月07日 23時08分15秒

これだけ一日中放送されると、芸能ネタに乗らざるを得ませんね。酒井法子さん、けっして嫌いなタレントではなかったので、残念です。あれだけきれいならば人生相当有利だと思いますが、それを活かせなかったのはもったいないですね。「清純派がなぜ?」(某紙)というように、意外という受け止め方がもっぱらのようです。でも考えてみれば、麻薬と容姿は関係ありませんよね。

「清純派」という言葉に関心があるのですが、酒井さんに関して、私自身には、この言葉は浮かんで来ませんでした。「清純派」って、外国語ではなんて言うんだろう。日本にのみある、今なら流行語大賞になるような造語なのでしょうか。ラファエロの描くマリア様は、究極の清純派なのか、あるいは、そう呼んでは失礼なのか。

かつてはセクシーの反意語のように思っていた私ですが、少し考えが変わってきました。秘められた色気、というのが重要な条件であることに気がついたのです。それに対して、男のあこがれが発生するのだと思います。

コメント

_ 柴田 ― 2009年08月08日 00時12分23秒

確かに「清純派」の定義は難しいですね。

私は、特に「秘められた色気」が条件であるとは思っていませんでしたが、そういう要素もあるんでしょうか。では、昔、花の○○トリオ(○○には学年が入る)と言われた、山口百恵、桜田淳子、森昌子の中では、誰が清純派で、誰が清純派ではないのでしょうか(笑)?

_ I教授 ― 2009年08月08日 00時53分59秒

ダヴィデヒデさんのお考えを伺いたいですね。私は3人の中では桜田淳子が好きでしたが、それは、清純派だと思ったからではありません。日本人が考えた場合、和風、色白、という条件が(過去の女優等を考えても)挙がってくるように思うのですが、反論をどうぞ(笑)。

_ Clara ― 2009年08月08日 01時21分11秒

思わぬニュースで、私も、ついつい、テレビを見る時間が多くなってしまっています。
大原麗子さんの突然死のほうが、いたましくて、気になっていますが・・・。

さて、深夜に交わされるジェントルマンの方々の「清純派」談義を邪魔するのは止めておきますが、同性である私が思う清純派とは、だいぶイメージが違うなと思いました。
やはりある年頃までの、若い女性に対していう言葉なんでしょうか。
でも、清純派というレッテルを貼られた女優さんは、そこから脱皮するのも大変なんじゃないかしらと、むしろ同情します。どうもお邪魔しました。

_ I教授 ― 2009年08月08日 01時23分04秒

「むしろ同情」は、私も同感です。でも、どうイメージが違うんでしょうか。伺いたいと思います。

_ Clara ― 2009年08月08日 01時56分08秒

オヤ、電影風のごとしですね。
私が思うのは、オモテの色気はもちろんですが「秘めた色気」もない、「まだ女になっていない女」だけが持つ、文字通りのピュアで、透き通るような美しさを感じさせる女性(乙女ー少女といった方がふさわしいですが)です。
せいぜい19歳までの、マーガレット・オブライエン、エリザベス・テイラー、ピア・アンジェリ、「オズの魔法使い」に出たジュディ・ガーランドもそうでした。
清純派の彼女たちは、はじめはみな大根でしたが、リズやジュディは、脱皮して大成した例だと思います。
日本では、岸恵子、吉永小百合。
とっさに浮かんだのが、かなり古い例ばかりで済みません。
浅丘ルリ子、藤純子は、若いときから、清純派とは言えないと思います。

_ ドン・アルフォンソ ― 2009年08月08日 08時39分09秒

モーツァルトを歌う歌手で清純派というと、まっさきにリタ・シュトライヒが頭に浮かびます。清純派のスザンナは魅力的です。頭がよくって清純派というのが理想。マリア・シュターダーが、これに近い感じがします。

その対極は、シュワルツコップでしょうね。彼女のエルヴィラはきわめつけ。

ところでアンナは清純派なのでしょうか? ドラベルラに比べてフィオリディリージは清純派的なのでしょうか? ・・・これでモーツァルト談義ができそうな気がしてきました。

_ ご指名頂きダヴィデヒデ ― 2009年08月08日 09時44分50秒

美しい方にはモテてしまう、好かれてしまうという悲しみ、苦しみがあると思うのです。そういう意味では教授の「有利」と言うお言葉には一概に言えないように感じます。
因みに先生は私の傍に居ります歌い手さんを「何系? 何派?」とお考えでしょうか!?

清純派とは何かに向かって努力をしている姿に異性は心を奪われ、あらゆる感情を抱くとも、その本人は決して目標を外すこと無く突き進み、異性に対してはメンタルな優しさ微笑みを与えるのみで、決して熱視線を送る異性に対してその思いを受け入れる事の無い方・・・

こんな定義は堅苦しいでしょうか!?

清純派って年齢を重ねるとそのレッテルは剥がれて行くものなんですかねぇ? 一般論ですが。

_ 隠居老人 ― 2009年08月08日 10時42分39秒

なんか、このような話題になると俄然レスが急増しますね。
もう枯れた隠居老人には関係ないことと思われそうですが、全然そんなことはありません。
私も若い頃は60歳過ぎの人はそんなことはとうに卒業かと思っていましたが、
実際に年をとってみると、感覚や感情の変化というものはそんなに無いことに今更ながら驚いています。
電車の中などで美しい女性がいると、どうしても気になってしまいます。
でも、年甲斐もないことだと思い直し、自制し無視しようとしているだけです。
それはさて置き、

清純派というものの定義は各人に微妙な相違はあると思いますが、
先ずは「清潔感」、「細面」、「色白」、「控えめな雰囲気」、などが必須で、
あとは「爽やかさ」、「地味な身なり」、表情・声音の「静かさ」などが欲しいですね。
前掲の3人娘では淳子は不適ですが、百恵は歌詞の内容とは裏腹に一途な所があり
清純さを感じます。
昌子も擦れたところがないので、野暮ったいけどまあ清純さを感じますね。
オペラ歌手になると、私は直接接したことがないので映像だけでは分かりませんが、
声だけだと、刺激的でない澄んだソプラノの声には清純さを感じますね。
私が若い頃宗教音楽にのめり込んだきっかけの一つが、天使のように「清純」な
ソプラノ合唱であったことは確かです。

_ REIKO ― 2009年08月08日 12時05分54秒

クラシック(というか古楽)で「清純派」と言えば、私は何と言っても、エマ・カークビーを思い浮かべます。カークビーは古楽界の吉永小百合ですよ♪(爆)
彼女、17世紀までならいいですが、18世紀ものは宗教曲はともかくオペラだと馬力&テク不足でちょっと・・・だと思いますが、普通だったら「下手だなあ」で終わるのを、彼女の場合は「指揮者さん!可哀相だからこんなの歌わせないで」とか思ってしまいます。
清純派ってトクですね。
その分今回のように、悪いことになると叩かれるんでしょうけど。

_ Clara ― 2009年08月08日 12時57分36秒

REIKO さん、エマ・カークビー、私も同感です。
古楽の歌い手には、天から聞こえるような「清純派」的な人、結構いますね。

_ ダヴィデヒデ ― 2009年08月08日 17時42分41秒

知識の要らない題目になると熱く燃える私です!!

私やはり外人の方に清純派のイメージは無いです!
花の高3トリオにも同級生なのでか解りませんがやはり当て嵌まりません!

つまり日本人の年下で、且つ守ってあげたくなるような可憐な乙女という定義はいかがでしょうか!?

寺山修司も蕗谷虹児も竹久夢二も・・・皆清純そうな少女には弱かった・・・

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