個人情報 ― 2008年05月24日 23時59分01秒
今日は、朝日カルチャーセンター横浜校の年度初め。カルチャーで一番長くやっているのがここで、今年度は「バロックの名曲を聴く」シリーズの後半です。
開講にあたり、じつに久しぶりの、受講生自己紹介をしました。やってよかったと痛感。多少の人間的触れ合いがなくては、こうした講座の意義も半減するからです。昔は結構密な接触もあったなあ、と思って気づいたのは、昔いつも渡していただいていた受講生名簿を、ここ数年は手にしていないことでした。個人情報を大切にする流れの一環なのでしょう。
音楽之友社の「音楽手帳」には音楽関係者の連絡先がずらりと載っていましたね。最初に載ったときにうれしかったのを覚えています。あれも、最近見ませんよね。職場の名簿も廃止され、連絡を取るのが不自由です。いまだに紳士録の調査が新聞社等から来ますが、これは弊害もありますから、レスポンスしていません。
便利が大事か、悪用を防ぐことが先か。ブログなるものも、個人情報に関しては微妙な位置にあります。今日も、家族のことを書こうかと思い、いや待て、と思い直して、こういうテーマにしている次第です。
住所は個人情報、電話番号も個人情報、ということになると、書類や郵便が捨てられない。みなさん、どうしておられるのでしょう。全部シュレッダー、というわけにもいかないし。
こういう時代ですから、OS君も張り切って保護に協力してくれています。ノートパソコンでデスクトップのフォルダを1階層下に移そうと思ったら、許可されていない、の一点張り。やれやれ、研究しなきゃ。
こわいぐらい便利! ― 2008年05月11日 23時12分04秒
私はかねてから、インターネットのホームページをGoogleにしていました。カレンダーを使い、メーラーを使い、ニュースの検索などもして、鋭意自己グーグル化を進めていたのですが、iGooglというのだけは、使っていなかった。携帯電話との連携機能でしょ、ぐらいに思っていたのです。
ところが今日、その実態を認識。立ち上げたページに、ランチャやリンク集をビジュアルに展開できる、スグレモノなのですね。しかもワンタッチで表示できる既成のコンテンツが、盛りだくさんに用意されている。こわいぐらい便利。まだ使っておられない方、絶対お薦めです。
ちなみに、私の今のホームページのコンテンツは、次のようになっています。 左の列:日付と時刻、ToDoリスト(当日用)、Gmail、I教授の談話室、Googleニュース(検索)。 中央の列:Googleノートブック(メモ用)、Googleカレンダー、エキサイト英和辞典、goo辞書。 右の列:トップニュース、乗り換え案内、若干の趣味サイト。
う~ん、いい時代になりました。
事件は続く ― 2008年05月10日 23時03分49秒
今、いずみホールでロッシーニの《ランスへの旅》を見て、帰る途中です(たいへん楽しい公演でした)。イー・モバイルに加入しましたので、新幹線から更新ができるのです。
迷惑メールの記事、複数の方から、親切なご教示をいただきました。ありがとうございます。その話題の続きです。
返事を待っているのにいっこうに届かないドイツ語のメールが2件ありました。ひとつはウィーンから、ひとつはライプツィヒから。そうしたら今日、いずみホールでスタッフが私に、礒山にメールを出したのだが返事がない、というウィーンからのメールを手渡すではありませんか。英語のメールの中に、私宛のドイツ語文が引用されています。先生にはすでに転送しましたが、お返事がないので心配していました、とのことでした。
仰天した私は、そのスタッフに、あらためて3通のメールを送信してもらうことにしました。1通目は、単なる日本語のメール。2通目は、彼がすでに転送したという、ウィーンからのメール。3通目は、そのメールからドイツ語の引用部分を削除したメールです。
その結果、1と3のメールは届きましたが、2のメールは、ASAHI-netのスパムブロックによって振り分けられ、メーラーに入ってきませんでした(サーバーのスパム用フォルダから発見)。この場合は英語とドイツ語の混成メールですが、ウィーンから先に私に送られていた(はずの)ものは、ドイツ語のみのメールです。これによって、ドイツ語が入ったメールが、ドイツ文字の使用によってフィルタリングされてしまった可能性が高くなりました。
とはいっても、それまではだいたい入ってきていたわけです。ですから、どこかの時点で、フィルタの強化が行われたのかもしれない。それとも、ウムラウトのようなものが一定数を超えると削除される、といった基準が導入されたのでしょうか。
家庭の受信には柴さんのアドバイス(コメント参照)を生かすことにし、ASAHI-netには、事の次第を報告しようと思います。他にも大事なメールが来ていたのではないかと、心配です。
あるメールの場合 ― 2008年05月08日 23時16分53秒
先日議論になった、届かないメールの件。理由の判明したケースがありましたので、ご報告します。
送り主は、私のかつての弟子で、いま東大美学のドクターでシューベルトを研究している、堀朋平君。彼が、ウィーン留学に関する報告を、しばらく前に、私に送ったそうです。え、そんなのもらってないよ、ということになり、再送を依頼。でもやはり、届きません。それならと携帯に打ち直して送ってもらい、ようやく内容に接しました。
これが不思議。なぜなら、堀君とはしばしばメールを交わしており、これまで、何の問題もなかったからです。そこで、ASAHI-netのspamメールフィルターで削除されたメールをチェックしてみました(ひところ外していたのですが、また復活させていた次第)。そうしたら、その中にしっかり見つかったのです。タイトルも、文面も、すべて文字化け(ここが重要)していました。
どうやら、文面で使われているドイツ文字(ウムラウト)が、文字化けの原因であるようです。たしかに、ドイツ語のメールが、時折り脱落する。先日もそれが起こり、冷や汗をかいたところでした。ドイツとのやりとりには、重要なものが多いですからね。
しかし、全部ダメではなく、着いたり着かなかったりする、というのがおかしい。何らかの条件で文字化けが発生するようなのですが、その条件がわかりません。ロシア語の迷惑メールは、どんどん入ってくるというのに・・・。フランス語のアクサンも、あぶないかもしれませんよ。お気を付けください。
入力装置 ― 2008年04月19日 22時06分28秒
大学の帰りには立川のビックカメラに、聖路加病院の帰りには秋葉原のヨドバシカメラに、よく立ち寄ります。最近、あるコーナーに張り付き、商品を比較検討してはそのまま帰宅、という行為を続けている。それは、キーボードとマウスのコーナーです。
気分転換にそれらを買い換えることは、たま~にしていました。コードレスに換え、トラブるのでコード付きに戻したりしたのが、もうだいぶ前。新しいのを買って、今使っているのを大学にもっていくことを検討しています。
逡巡しているのは、高い製品を買う意味があるのかどうか、確信がもてないから。ものの本を読むと、キーボードやマウスは日常的に使うものだから思い切って投資すべき。全然違いますよ、などと書いてある。でも、普通のでも十分な気もするわけです。今使っている製品に、不満は感じていません。
高額製品を多数提供しているのは、マイクロソフト。いろいろなキーが付いて便利そうですが、私はブラウザもメールも別メーカーのを使っていますから、宝の持ち腐れになってしまう。高機能を自分なりにカスタマイズして使えたら、などとも考えます。投資価値があるか否か、お教えください。
迷惑メール後日談 ― 2008年03月22日 09時49分30秒
私はASAHII-netのアドレスにいただくメールをG-Mailに転送し、二重管理しています。それによって一定のメールがトラブルを免れた次第は、先日ご報告しました。そのさい、メインのメーラーに入らず、G-Mailの方にのみ入るメールがあって不思議だ、皆様も注意されたし、ということを言いましたよね。それに対するコメントもいただきました。この件の事情が判明しましたので、謹んでご報告します。たいへん説得力のある説明になります(きっぱり)。
対象となるのはひとりの学生さんでしたので、私はこういう事情だから「返信」を使わず、もう一度アドレスを打ち直して送って欲しい、とお願いしました。するとその方曰く、「私はG-Mailのアドレスに送っていました」とのこと。あれ、誰も知らないと思ったんだがなあ。それなら当然です(汗)。
ASAHI-netのフィルターを切って以来襲来している迷惑メールの数は、日ごとに増加しているように思われます。観察していてわかったのは、いくつかの同一メールが、ルートを変えて、さかんに入ってくること。これはもう付き合いきれないので、フィルターを復活させることにしました。
談話室のトラックバックにも、怪しげなものが届くようになりました。削除しても定期的に同じものが届くので、機械的に送信しているように思われます。公開後削除という設定を公開前削除に改めましたが、作業が面倒。トラックバックを廃止したい気持ちになってきています。もともとリンク代わりに使おうと思い、そういう使い方もしていただいているので、廃止もしにくいのですが・・・。こういう便利なシステムが、結局乗っ取られてしまうわけですね。
ウムラウトはどう打つ? ― 2008年03月18日 22時16分45秒
どんどん高機能化するアプリケーション・ソフト。皆さん、正しく使っていますか?
私はワープロやメールソフト上で、ドイツ語をよく使います。このことのために、どのぐらい面倒な思いをしたか、わかりません。
以前は、ウムラウトを入力するときにはLatinaLadyというオンラインソフトを立ち上げ、あとからフォントの整合を行っていました。最近はATOKの「独語半角」というモードに入って、無変換キーを押しながらウムラウトを打つ。案外むずかしい技術です。メーラー(Shuriken)ではその前に、フォントを変更する必要がある。書式→言語→欧米→西欧→ISO-8859-1とたどって固定し、かな漢字変換を切り、「独語半角モード」に入って、ようやくウムラウトを打つことが可能になります。たとえ1字しか該当語がなくても、そうする必要がある。こうした操作を繰り返しながら何年も、たくさんドイツ語を打ってきました。
感心しているあなた。甘いですよ。なんでそんなバカなことをしているんだ、とおっしゃるあなた。ごもっともです(敬礼)。
今日初めて気がつきました。コントロールパネルの「地域と言語のオプション」からドイツ語のキーボードをインストールすれば、言語バーをクリックするだけで、ドイツ語←→日本語を簡単に行き来できるのですね。知らなかったなあ。
とても便利な、グーグル・デスクトップ・サーチ。私もよく使います。でも、あれ、たしか書いたはずなのにどうしたんだろう、と思うことが、ときどきありました。
その理由に、今日初めて気がつきました。グーグル・デスクトップは、一太郎ファイルを検索しないのです。私の研究ファイルは、最近のは大半が一太郎。な~んだ、検索していなかったのか。
ネットを調べたら、検索が可能になる便利なツールがあることがわかりました。これをインストールし(DOSの知識を動員して奮闘)、これからインデックスの再作成をするところです。
〔付記〕一太郎ファイルを検索できるようになりました!G-Mailを導入したため、グーグル・デスクトップがこれを検索してくれるのも、大きな要素です。便利、便利。
迷惑メール ― 2008年03月15日 14時07分49秒
G-Mailの受信メールに、メインメーラー(Shuriken)には見あたらない重要メールがあることに不審を抱き、コメントでのご提案に従って、プロバイダのフィルタを停止してみました。
プロバイダでも、自動削除前にチェックすることを推奨しています。しかしプロバイダの会員サポートのページに入ってから処理しなくてはならず、面倒なので(しかも少し前まではとても重かったので)、最近はチェックをしなくなっていました。
かつてチェックしたとき、リフキン先生のメールを見つけたなあ、リュデーンさん(ソプラノ歌手)のもあったなあ、などと思ってはっとしたのは、私に来る欧文メールの多くが、ドイツ語であることです。プロバイダのフィルタは、英語以外のものも、ちゃんと精密に処理しているのでしょうか。シンポジウムの連絡が全然来ず、えっ、届いていなかったんですか、ということもありました。う~ん、急にこわくなってきました。
数日を経て、わかったこと。G-Mailerのみに入るメールは、やはり存在します(該当のものは、Yahoo-Mailで発信されていました)。なぜでしょうね。フィルタを停止して以来、迷惑メールは直接メーラーに、大群をなして押し寄せてきます。刻々と、休みなしに訪れて、どうやら、1日300通。アドレスを公開していますので、仕方がありません。
いつのまにか習慣化している、携帯電話での削除。それがぐっとたいへんになりました。しかし出勤時のノルマとして、これがやめられないのです。発泡スチロールのプチプチをつぶすのと同じような快感を感じているのかもしれません。でも、「エッチなあなたへ!」などというタイトルにはムッとしますね。お前に言われたかねえよ、ということで。
改宗と言われても・・ ― 2008年03月08日 23時06分30秒
書き込みをたくさんいただき、にぎやかになってきました。ありがとうございます。
パソコン業界の構造については、暗黙のうちに知られていたことかと思いますが、はっきり言っていただくと、不合理に呆然とします。しかし、もうMacには変われないんですよ。Windows95を行列して購入して以来、つねに一番乗りでOSをグレードアップし、周辺にいるMac派の羊たちを威圧・迫害して、今日に至っているのですから。
職場のマシンはまだXPですが、XPはたしかに、拍子抜けするほど軽く感じられます。先日知人から、Vistaへの乗り換えも考えているが、ここは良かった、ということは何か、と聞かれました。しかし考えてみると、ひとつも浮かんできません。ガジェットは使っていないし、検索が速いといっても、グーグル・デスクトップとかあるわけだし、ユーティリティだの何だのは、オンラインソフトでどんどん改良してしまっているし・・。それなら、OSの進化は、こんなにコンパクトで、こんなに速く動かせるようになった、という方向で計られるべきではないでしょうか。XPへのダウングレードも、考えてみたいと思います。
G-Mailへの転送によってメールの喪失が一定部分防がれた、というお話をしました。皆様にもぜひお薦めします。ところが、両方を見るようになってから、恐ろしいことに気づいたのです。メインのメーラーであるShurikenに入ってくるメールはみなG-Mailに入りますが、G-Mailに入っているのにShurikenには見あたらないメールが、一定数あるのです。ここ数日で緊密にやりとりしたメールの複数が、その状態。転送のシステムのトラブルかもしれませんが、たいへん気になります。
どこへ行った? ― 2008年02月29日 22時34分00秒
つい数日前、外付けHDを含めて全ドライブ初期化という快挙をなしとげた、不肖私。これを貴重な学習と割り切り、バックアップをしっかりする環境作りを始めました。メジャーどころのツールを導入し、まずCドライブをバックアップ。すぐDドライブに行ってもよかったのですが、中途半端な段階でやっても、と思い直し、データ・ドライブとしての再構築を優先することにしました。
三日前のこと。ゲームを立ち上げてみますと、キャラクター作りの画面が出ます。ん、育成したキャラはどこだ?見あたりません。メーラーを立ち上げてみると、入っているメールが妙に少ない。どうも変だと思って気がついてみると、な、なんと、Dドライブがなくなっているではありませんか。その代わり、なかったはずのEドライブという、広大な領域が出現しています(旧Dのファイルはなし)。
管理ツールから記憶域を調べ出してみると、C、Eの次に、未使用領域というのが出てきている。これが今は亡きDドライブなのではないかという見当を付け、名前を復活させました。ところが開けず、フォーマットを促されます。
どのみちフォーマットして数日のドライブですから、再フォーマットをしても傷は浅いのですが、再発防止のためにも、原因を知りたい。どなたかお教えいただけませんでしょうか。Dドライブ主義というやり方も『日経パソコン』で勉強しましたが、その利点は、Cドライブのトラブルに巻き込まれないことだったはずです。ドライブが丸ごとなくなってしまうのでは意味がないと、考え込んでいるところです。
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