続・10月のイベント2009年10月07日 22時33分01秒

10月11日(日)は「すざかバッハの会」です。《マタイ受難曲》を中心とした2年のシリーズも、あと2回になりました。今回は第2部の核心部(ゴルゴタへの道行き)を扱います。「この1曲」ではカンタータ第140番(目覚めよ)を取り上げますが、コープマンの新しい映像がなかなかいいので、楽しんでいただけると思います。

17日(土)、18日(日)は14:00から、国立音大講堂で、大学院オペラ《ドン・ジョヴァンニ》の公演があります。今年の学生は粒が揃っていますから、一定のレベルを備えた公演になると思います。多くの学生がいい論文を書いたことはすでにご紹介しましたが、先日揃って研究室を訪れ、めいめいの写真をデザインしたラベル付きの「ドン・ジョヴァンニ・ワイン」を贈ってくれました。ありがとう。まだ飲んでいませんが・・・。

いずみホールの「ウィーン音楽祭 in Osaka」については、ホールのホームページをご覧ください。私が会場にいるのは18日(日)のフォルテピアノの日(小倉喜久子、桐山建志、花崎薫らによるベートーヴェンの交響曲第2番、シューベルトの《ます》)と、中嶋彰子+いずみシンフォニエッタによるシェーンベルク《月に憑かれたピエロ》他(火曜日)、ウィーン楽友協会合唱団を迎えてのシンポジウム(水曜日)、同合唱団によるハイドン《天地創造》(木曜日)です。

同合唱団が出演するトリのブラームス《ドイツ・レクイエム》(大植英次指揮 大フィル)も聴きたいのですが、土・日は大阪で、日本音楽学会の全国大会が開かれます。これの詳細も、学会のホームページでご覧ください。一般の方でも参加していただけます。